一冊目 『遅いインターネット』宇野常寛さん

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宇野常寛(うの つねひろ)さんというと、特撮とかアニメとかに詳しいサブカル・おたくカルチャー専門の人という印象が強いのですが、
この本は 
選挙でもなく デモでもなく
新しい民意の伝え方によって
社会を変えていくことを考えるうえでの手掛かりとして最高の本です。
今回の新型コロナに伴う政府の危機管理のあり方にしてもそうですが、私達は国や地方自治体の行動力やセンスについて危機感を持っているでしょうし
どうやって良い方向に変えていけばいいのか、
関与はどうしたらできるのか
公的なルールづくりに私たちが参加する可能性は
システムをどう変えていったらいいのか 
等、想いを巡らす機会が増えていっているでしょう。
そんなときに読んだらいくつもインスピレーションが得られる本です。
ちょっと難しいかもしれないけれど、頑張って読む価値は十分にあります。
公的ルールの決定プロセスにおける民の参画プラットフォームについて考えるのに役立つ。